表示サイズ
拡大
標準

当院で扱う多焦点眼内レンズの種類

当院は複数の多焦点眼内レンズを取り扱っております。ご希望の眼内レンズがあればご相談ください。
それぞれの特性や料金などは異なりますので、患者さまの生活環境に合ったものをご提案させていただきます。

当院は日本アルコン株式会社が主催した、「IOLアドバイザーコース」及び「IOLアドバイザーSummit」を履修したスタッフもおります。 眼内レンズに対するご質問などがあれば担当のスタッフがお答え致します。

  • レンズの外観
  • レンズの名称
  • 光学部デザイン
  • 乱視矯正
  • レンズ度数間隔
  • 焦点の特性
  • 近見の焦点距離
  • 得意な見え方・作業
  • 読書
  • PC
  • ゴルフ
  • ハロー・グレアの自覚
  • 紫外線カット
  • ブルーライトカット
  • 生産国(メーカー)
  • 選定療養適用
  • Clareon PanOptix
  • 回折型
  • 有り
  • 0.5/乱視度数0.75D
  • 遠方・中間・近方
  • 40cm
  • ゴルフ・PC・読書
  • やや少ない
  • アメリカ(Alcon)
  • Symfony
  • エシェレット回折型
  • 有り
  • 0.5/乱視度数0.75D
  • 遠方・中間
  • 66cm
  • ゴルフ・PC
  • やや少ない
  • アメリカ(AMO)
  • LENTIS MplusX
    (オーダーメイドレンズ)
  • 分離屈折型
  • 有り
  • 0.01
  • 遠方・近方
  • 40cm
  • ゴルフ・読書
  • やや少ない
  • ドイツ(Oculentis)
  • 不可

多焦点眼内レンズは単焦点レンズと比較した場合、暗いところではハロー・グレアという光のにじみやまぶしさを感じることがあり、仕事などで夜間運転の多い方には単焦点レンズの方がよい場合もあります。

当院は、厚生労働省により
「選定療養認定施設」に認定されております。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

2020年4月1日より、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は先進医療の適用外となり、「選定療養」という制度が適用になりました。当院は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、選定療養を認められた医療施設です。

当院は、厚生労働省により
「選定療養認定施設」に認定されております。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

2020年4月1日より、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は先進医療の適用外となり、「選定療養」という制度が適用になりました。当院は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、選定療養を認められた医療施設です。

選定療養適用

Clareon PanOptix

国内で初めて承認された3焦点型の多焦点眼内レンズです。
アメリカのAlcon社から2019年に発売されましたが、2022年に最新の素材にアップデートして世界に先駆けて日本で発売されたレンズです。

※一般的な多焦点眼内レンズでは遠くと近くにのみピントが合っています。
Clareon PanOptixでは手元にあるスマートフォンや中間距離にあるパソコンなども見えやすくなっています。

レンズの特長

3焦点型ということもあり、遠方から近方まで幅広い距離で良好な見え方が得られます。 他の多くの3焦点レンズの中間距離は70cmや80cm(FINE VISIONは70cm)に設定されています。 それに対し、Clareon PanOptixは中間距離が60cmに設定されており、より自然で快適な中間距離での見え方が得られます。光学的ロスも少ないためコントラスト感度も良好です。

また、ENLIGHTENテクノロジーと呼ばれる光学デザインにより、瞳孔径が大きくなるほどより遠方に光を配分するため、不快なグレア・ハローを軽減することが可能となっています。 ハローグレアに関しては、やはり2焦点レンズの方が原理的には少なくなると思われますが、自覚的な感じ方には大差はないという報告もあります。

素材がアクリソフからクラレオンに変更となり、より良いレンズに生まれ変わりました。
術後のレンズ透明性がこれまでよりも長期間持続するようになりました。また、レンズのエッジデザインが見直され、後発白内障抑制効果とハローグレアの低減効果が向上しました。

Clareon PanOptix TORICは乱視矯正機能を搭載したもので、角膜乱視の強い方が対象になります。 術後の残余乱視を低減し、よりよい見え方を実現します。

新聞や本をよく読む方
ゴルフやスポーツなどアクティブにされる方
お仕事など多彩な場面の中で過ごす時間が多い方
強度乱視の方

選定療養適用

Symfony

Symfony(シンフォニー)はエシェレット回折デザインとアクロマティックテクノロジーという新しい技術を搭載した焦点深度拡張型の眼内レンズです。

※単焦点では遠くにのみピントが合っています。シンフォニーでは中間距離にあるテーブル上のマグカップなども見えやすくなっています。

レンズの特長

エシェレット回折型のレンズのため、ピントが合う距離が点ではなく、少しの距離を持って連続的である特徴があります。遠方から中間まで網膜に途切れることなく像を結像することが出来るため距離の差による視力の落ち込みが少なく、より実生活での自然な見え方に近いレンズといえます。また、アクロマティックテクノロジーにより、コントラスト感度の低下やハロー・グレアをなるべく抑制できるよう工夫されています。TECNIS MULTIFOCALと同様に、瞳孔の大きさで見え方が左右されることはありません。また、中心固定が安定しやすく、光の乱反射により眩しく見えないようにエッジデザインされたワンピースタイプのレンズとなっています。

SymfonyToricは乱視矯正機能を搭載したもので、乱視矯正度数は4種類あります。強い角膜乱視がある場合に適応となります。 近見加入度数(遠方との差)は+1.5Dです。したがって、通常の読書距離(30~40cm)は、その他の多焦点眼内レンズに比べて視力が出ないです。強度近視の方などで普段から本などを近付けて見るような癖のある方は近用眼鏡が必要となります。 遠方から中間距離(50cmまで)をはっきり見たい方、夜間のハロー・グレアが心配な方に適したレンズです。このレンズにはブルーライトカットの機能も備わっております。

ゴルフやスポーツなどアクティブにされる方
お仕事など多彩な場面の中で過ごす時間が多い方
強度乱視の方

選定療養適用外

LENTIS MplusX(オーダーメイドレンズ)

LENTIS MplusX(レンティスエムプラスエックス)は、ドイツのオキュレンティス社で開発された、完全オーダーメイドの多焦点眼内レンズです。遠視や近視だけでなく、強度近視・強度乱視にも対応した眼内レンズです。白内障と同時に、老視・遠視・近視・乱視を治すことができ、世界最高性能のプレミアムな多焦点眼内レンズとして、世界的に高い評価を得ています。

※単焦点では遠くにのみピントが合っています。レンティスでは遠方だけでなく、手元の新聞も見えやすいことがわかります。

レンズの特長

現時点で世界最高の性能を持つ次世代型の多焦点眼内レンズです。これまでの汎用的な眼内レンズの50倍の精度で製造され、患者さま一人ひとりに合う完全オーダーメイドの眼内レンズです。 構造的には屈折型多焦点眼内レンズですが、従来の屈折型多焦点眼内レンズとは全く異なるレンズ設計により全ての距離がよりシャープに見えます。パソコンなどの作業にも向いており、世界での臨床報告には90%以上の患者さまが、眼鏡を使うことなく生活されているというデータもあり、手術後にはほぼ眼鏡が不要になることが期待できます。

新聞や本をよく読む方
ゴルフやスポーツなどアクティブにされる方
お仕事など多彩な場面の中で過ごす時間が多い方
強度乱視の方

当院は、厚生労働省により
「選定療養認定施設」に認定されております。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

2020年4月1日より、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は先進医療の適用外となり、「選定療養」という制度が適用になりました。当院は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、選定療養を認められた医療施設です。

当院は、厚生労働省により
「選定療養認定施設」に認定されております。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

2020年4月1日より、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は先進医療の適用外となり、「選定療養」という制度が適用になりました。当院は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、選定療養を認められた医療施設です。